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こんにちは!
Halmie CAR BLOGのHalmieです。
最近、スピーカーに貼るだけで音質向上が図れる商品があることを知り衝撃を受けました!
私は、音楽を聴くならいい音で聴きたいので、本当に貼るだけで音質が良くなるのか興味津々です。
ということで、早速試してみることにしました。
貼るだけで音質向上!アドパワーソニックとは!?
スピーカーに貼るだけで音質が向上する商品があるって聞いて耳を疑いましたが、そんな夢のような商品とは…

アドパワーソリューション株式会社の
AdPower Sonic です!
何でも、ホームスピーカーや楽器に貼っても音質が向上するそうです。
カーオーディオ用には、基本セットとスターターセットの2種類があります。

今回は基本セットを購入したので、パッケージを開くと六角形の小さなシートが2枚、長方形のシートが4枚入っていました。


六角形シートがツイーターやセンタースピーカー用で、長方形シートがドアスピーカーやサブウーファー用とのことです。
スターターセットには、六角形シートが2枚、長方形シートが2枚入っています。

施工は、全てのスピーカーにするのが一番効果的とのことですが、前席のスピーカーに貼っただけでも効果が感じられるとのことです。
枚数が足りない場合等は前席スピーカー→ツイーター→後席スピーカーの優先順位で施工すると効果を感じやすいようです。
先ずは、お試しでスターターセットで前席のみ施行してみてもいいかもしれません。

色はブラックとシルバーの2色展開で、今回はシルバーを選びました。

施工方法は、これらのシートを写真のようにスピーカーの最下側に貼るだけとのことです。
貼るだけと聞くと「本当に?」と疑ってしまいますが、この商品は2023年と2024年のオーディオアクセサリー銘機賞を受賞し、多くのオーディオ評論家から評価されているそうです。
また、国立研究開発法人産業技術総合研究所による音源解析で、AdPower Sonicを貼り付けることでIACC(音の広がり)が増大する傾向があるという結果が出ているようです。つまりは、貼り付けることで音の定位感が増し耳に届く音がクリアに感じられるとのことです。
他にも調べてみると、音響のプロの方々の効果ありといったレビューが目立ちます。
オーディオ評論家の方々から評価され、音源解析でも効果が実証されているとなると、何だか期待が持てますね。
貼るだけで音質が向上する原理とは?

そもそも、なぜスピーカーに貼るだけで音質が向上するのでしょうか。

AdPower Sonicは、特殊な素材でできている3層構造のシートで、静電気を抑制する技術を応用して作られているそうです。
これをスピーカーに貼ると、スピーカー周りの静電気が抑制されることで音を伝える空気の流れが良くなり、耳に届く音質が改善されるということです。
具体的には、音のクリアさや解像度、音圧、音の奥行き、音の迫力・力強さといったものの向上が期待できます。
なるほど!納得がいく原理で、ますます効果に期待を感じますね。
ホンダFREEDの純正スピーカーに貼ってみた

今回、AdPower Sonicをホンダ・フリードハイブリッド(GB7)の純正スピーカーに施工することにしました。

このフリードのスピーカーは、純正オプションのハイグレードスピーカーシステムが組んであり、専用の上級ナビとKENWOODのフルレンジスピーカー4基、ツイーター2基を搭載しています。
このままでも標準のスピーカーと比べると、クリアなサウンドでそこそこいい音を聴かせてくれますが、全体的に音が少しこもったように感じることがあり気になります。
そこで貼るだけの施工で、どれだけ音が変わるのか試してみたいと思います。
では、施工は次の手順でしていきます。
1.施工前の音を聴く

先ず、施工前によく聴く音楽を数分ほど試聴し、施工後にその曲の同じ部分を再度試聴すると変化が分かりやすいとのことです。また、音質の変化を感じやすいように大きめの音量で試聴するのがポイントです。
今回AdPower Sonicを施工するフリードの純正オプションのスピーカーの音を改めて聴いてみると、やはり全体的に音が少しこもり気味に感じることがあり気になります。
サブウーファーがないので、特に低音がぼやけている感じがあり、高音と中音、ボーカルも少し音の輪郭が不明瞭な印象も受けます。
2.スピーカーに貼る

施工は、AdPower Sonicの裏の剥離紙を剥がしてスピーカーに貼るだけです。
基本的に貼る位置はスピーカーの最下側とのことですが、位置を少し変えるだけで効果が変わる場合があるそうです。
仮付けができる仕様とのことで、音を確認しながら最適な位置を決めるのがいいそうです。確かに粘着力が強く貼り直しができますが、貼り直す際にシートが曲がったり、折れたりすると跡がつきやすい材質でもあるので注意が必要です。

実際、貼り直す際にシートが曲がり跡がついてしましました。リアスピーカーの目立たない箇所だったのでいいですが、跡がつくと見た目が悪いので他のスピーカーへの貼る位置は一発で決めました。

ツイーターは、この位置に貼り付けました。
スピーカーの下側で、グリル内のスピーカーに被らないように前にずらして貼りました。

フロントドアスピーカーは、この位置に貼りました。
スピーカーの下側で、グリル内のスピーカーに被らないように後ろにずらして貼りました。

リアドアスピーカーは、この位置に貼りました。
グリル内のスピーカーに被らないように、後ろにずらして貼りました。
黒のスピーカーグリルにシルバーのAdPower Sonicは目立ちますが、ハイエンドオーディオのスピーカーグリルに付いているバッジのような感じもして、見た目にもいい音がしそうになります。
そういう意味では、貼ることで外観のドレスアップ要素もあるかもしれません。
一方では、ブラックのAdPower Sonicを買われた方のレビューに「シートの縁の白いバリが目立って気になる」といった意見がいくつか見られましたが、シルバーだとバリがあったとしても目立ちにくいかと思います。
3.音の変化を確認する

貼り付けができたら、貼り付け前に試聴した曲の同じ部分を試聴して音質の変化を確認します。
オーディオを再生してから、数秒で「おっ」と思わず声が出ました。
期待はしつつも半信半疑だったのですが、聴き始めてすぐに音が良くなっているのが分かりました。
全体的に音のこもりが軽減され、音の明瞭度が上がっている感じを受けました。ボーカルや高音~低音までの各音域の輪郭がよりはっきりして音質がよりクリアになった印象です。
劇的変化とまでは言えませんが、確かにスピーカーに貼るだけで、音質の向上を感じることができました!
まとめ
スピーカーに貼るだけで、音質向上効果があるというAdPower Sonic。確かに、その効果を感じることができました。
音源解析でも、その効果が実証されている通り確かに効果がある商品だと実感しています。
しかし、購入者のレビューを見ていると、残念ながらあまり効果を感じなかったとの意見もあります。これは、メーカーも言っているようにスピーカーの状態や使用環境によっては効果を感じにくい場合もあるようです。
劇的な変化とは言えないまでも、聴いて分かる程に音質の変化が感じられ、スピーカー交換よりもリーズナブルに少しでも音質を向上させたいなら試す価値はありそうです。
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。