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こんにちは!
Halmie CAR BLOGのHalmieです!
メルセデス・オーナーの皆さんの中には、ディストロニック用グリルエンブレムの劣化に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私もそんな一人で、数年前にグリルエンブレムを新品に交換しました。
しかし、このエンブレムは交換してもまた2年程で劣化が始まります。
しかも、高額部品なので、その度に交換するのはコストが掛かります。
そこで、何とかリペアできないか試してみたので、情報を共有しておきたいと思います。
ディストロニック用グリルエンブレムの劣化について

ディストロニック用のグリルエンブレムは、レーダー仕様のため表面がレンズになっており、その下層に2Dのスリーポインテッドスターがあります。
この表面のレンズ部分が、僅か2年程で少しずつひび割れるように劣化し始めます。

そして、全体にひび割れのようなワジワジっとした感じが広がり、見た目がよくありません。
劣化は、レンズ表面だけでなく裏側にも起こっているため、磨いても綺麗にならず部品交換しか手がないとも言われています。
しかし、ディストロニック用グリルエンブレムは意外と高額部品でコストが掛かるため、DIYで手軽に補修できないのか試してみたいと思います。
磨いて綺麗になるのか検証

こちらが、レンズ面が劣化して取り外したエンブレムです。レンズ面全体に細かなひびが入ったようになり、全体的にくすんで見えます。

レンズ表面を触れると、少しザラついたような感じがあり、表面の劣化した層を磨いて削り落とせば綺麗になりそうな気もします。
しかし、ディストロニック用エンブレムは、表面を磨いても裏側も劣化している場合があり綺麗にならないとか、磨くと逆にひどくなるとか言われる場合もあります。
そのため、劣化したディストロニック用エンブレムは、交換するしかないとも…。

試しに液体コンパウンドで磨いてみましたが、少しマシになったかなくらいであまり綺麗になりませんでした。
やはり、裏側も劣化しているのでしょうか。
もう少し強く研磨すると綺麗になるかもしれないので、ペーパー掛けからやってみることにしました。
Step1.ペーパー掛け

ペーパー掛けには、耐水ペーパーを使用します。
磨く順番は、600番→1000番→1500番→2000番という順に粗目から細目の番手に変えていきます。

はじめに1000番で水研ぎしてみたところ、ひびが取れなかったので、より粗目の600番からスタートすることにしました。
粗目で研磨すると、後々磨き目を消すのが大変なので、1000番や2000番等から試して、ひびが消えないなら、さらに粗目から研磨し始めるとよいかと思います。

では、研磨していきますが、バケツ等に汲んでおいた水に耐水ペーパーをつけながら、水研ぎをしていきます。

直線的に何度も往復しながら磨きます。
磨く時の圧が研磨力に影響しますが、力を込め過ぎず適度な圧で磨いていきます。

時々、水分を拭き取りながら、ひびが消えているか確認しながら磨きます。
ペーパー掛けをすると、レンズが白く曇ってきますが、気にせず研磨し続けて、ひびがある程度消えたら次の1000番での研磨に移ります。
次の番手に移ったら、前の番手の磨き傷を消すように研磨していきます。
このペーパー掛けの工程が、特に時間が掛かって大変でした。

やっと2000番まで研磨し終えましたが、この段階ではレンズはまだ白く曇っています。
少し不安になりますが、次のステップでクリアになるので大丈夫です。
Step2.コンパウンド掛け

ペーパー掛けが終わったら、液体コンパウンドでの磨きに移ります。今回は、3Mのこの3種類を使いました。
番手が粗い順にハード1→ハード2→ウルトラフィーナプレミアムです。番手が粗目の方から順に使用して磨いていきます。
3Mのコンパウンドといえば、研磨力の高さと拭き取り安さに定評があり、初心者から上級者まで幅広く人気があります。実際に扱いやすく研磨力も実感でき、今回も重宝しました。

磨く際は、エンブレムを3区画に分けて一区画に写真くらいの適量のコンパウンドを付けて、マイクロファイバークロスで磨いていきます。
コンパウンドはたくさん付ければ効果が高いというものでもないらしく、写真くらいで十分効果はあるようです。
また、コンパウンドは切れ際で最大の研磨力を発揮するそうなので、施工面から液が切れるまでしっかり磨いていきます。

ハード1で磨き終えたところです。レンズの曇りが取れ、透明感が出てきました。

ハード2→ウルトラフィーナプレミアムと磨き終えたところです。ひびは無くなり、クリアさを取り戻せました。
これでも十分綺麗になったと思いますが、写真ではわからないくらいの磨き傷が残っています。
3Mのコンパウンドは、番手でいえばハード1が2000番相当で、ハード2とウルトラフィーナプレミアムが4000番相当のようなので、より細かい番手のコンパウンドで仕上げてみることにしました。

仕上げには、ホルツのコンパウンドを使用しました。番手の目安は、青の極細が8000番で赤の超極細が17000番となるようです。

ホルツのコンパウンドで磨き終えたところです。多少の磨き傷は残りましたが、パッと見はわかりません。
今回は仕上げ用には、ちょうどホルツのを持っていたので使いましたが、3Mだと仕上げ用にはウルトラフィーナHGN(8000番)、ウルトラフィーナグロスアップ(艶出し・仕上用)というのがあります。
Step3.コーティングをする

最後にレンズ面を保護するためにコーティングをします。使用したのは、VooDooRideのシーラントです。
このシーラントですが、施工面に噴射して拭き上げるだけと施工は簡単です。ボディやヘッドライトにも施工でき、艶出しや対スクラッチ効果、防汚効果、UVカット効果があり重宝しています。耐久性も半年~1年程あります。

施工する時は、容器をよく振って施工面に噴射し、マイクロファイバークロスで拭き上げれば完了です。

綺麗にエンブレムを復活させることができました!
わざわざエンブレムを交換せずに、最初から磨けばよかったと思うほどの仕上がりです。
Before

After

まとめ
メルセデス・ベンツのディストロニックプラス搭載車に装着されている専用のグリルエンブレムは、新車から2年程で劣化が始まります。
劣化が進行すると、エンブレムのレンズ表面に細かいひびが無数にでき透明感が失われていきます。
劣化は、レンズ裏面にも起こるため表面を磨いても効果がないとか、磨くと逆にひどいことになると言われ、エンブレムの交換が推奨されるようです。
実際にレンズ表面を液体コンパウンドで磨いてみましたが、少しマシになる程度でした。
しかし、今回、ペーパー掛けから始めて液体コンパウンドで仕上げてみたところ、ひびが消えてクリアなレンズ面を復活させることができました。劣化の具合によっては、磨いても効果がない場合もあるかもしれません。
また、ペーパー掛けからすると作業に結構な時間を要したので、磨く際には時間に余裕を持って取り掛かる事をお勧めします。
今回のような方法は交換に比べると、かなりコストが抑えられますので参考になると幸いです。
ではでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


