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こんにちは!
Halmie CAR BLOGのHalmieです。
2014年に「メルセデスの本気」、2018年に「メルセデスの自信」といったキャッチコピーで登場し、2021年までの7年間販売されたW205シリーズのCクラス。
※W205…セダン、S205…ステーションワゴン、C205…クーペ、A205…カブリオレ
ディーラーの代車等で乗る機会が何度かあり、今振り返ってもキャッチコピー通りの素晴らしい車だったと思います。
私も購入を検討した程の馴染みのモデルなので、備忘録も兼ねてまとめておきたいと思います。
W205こそ“最高傑作のC”

“最高傑作のC”というと、W204のキャッチコピーでした。W204も傑作というに相応しく素晴らしい車でしたが、W205が出た時には一目で魅了されました。何よりデザインが良いですよね。今見ても古さを感じません。
グレードにもよりますが、このクラスでは初のエアサス搭載で乗り心地も最高です。固すぎず柔らか過ぎずなフラットな乗り心地は、走っていて気持ちが良かったです。
セダン(W205)

以前にディーラーから代車で借りたC200アバンギャルドAMGライン(前期型)です。先代のW204は直線的でエッジの効いたデザインでしたが、W205は角を落としたような曲線的なデザインが美しいです。

先進的なLEDヘッドライトのデザインも相まって、フロント周りは先進的かつ上品な雰囲気が漂います。

今や型落ちモデルとなりましたが、古さを感じさせないデザインは流石です。

高級感あるデザインのW205ですが、そこはCクラス。ロングノーズ・ショートデッキなプロポーションでスポーツセダンの雰囲気も感じます。

W205のデザインの中で、個人的に好きなのがヘッドライト端からリアに向けて下がりながら伸びていくキャラクターラインです。

エッジの効いたキャラクターラインの下でボディがえぐれたようになり、またその下で膨らむ抑揚のある彫刻的造形はフロントフェンダーの張り出しを強調します。この辺り造形が本当に美しいと思います。

曲線的な造形の中にあるエッジの効いたラインが、いいアクセントなっているように感じます。

ショルダーラインで張り出してワイド感ある後ろ姿は、堂々としていていいですね。

コンパクトなデザインのテールライトは、上品な雰囲気でいいですね。

リアデザインは、Sクラスと見間違えるほどの高級感を感じます。

今はW206に代替わりしていますが、歴代Cクラスの中では“最高傑作”と言えるデザインだと個人的には思います!

運転席のドアを開けると目に飛び込んでくるのは、高級感と先進性の高い上質なインテリアです。

代車の2017年モデル(前期型)は、AMGラインが装備されているのでダッシュボードがレザー(合皮)張りです。ひと昔前ならダッシュボードがレザー張りなのは、Eクラス以上の上級モデルだったと思いますが、W205では上級モデルにも負けず劣らない上質なインテリアが味わえます。
ちなみに、後期型では装備が厳選されたせいかレザーダッシュボードはAMGモデルでしか装備されなくなってしまいました。

ダッシュボードからの続きで、ドア内張りの上部までもレザー張りでステッチが入っているのがお洒落ですね。

座った時に包まれ感のあるインテリアは、上質な高級感と先進性の中に何処と無くレトロな雰囲気も感じます。それが大事に長く所有したい気持ちにもさせてくれます。

いざ、乗り込んで前を見ると、こんな感じです。(シートは一番低い位置で、写真中央に視線の高さを合わせて撮影しています。)ステアリングの位置が高めなので、スポーティーなドライビングポジションがとれるのが個人的に気に入りました。もちろん、パワーシートなのでドライビングポジションは好みに応じて調整ができます。


ステアリングの奥には、アナログ式の二眼メーターが見えますが、立体的なデザインがスポーティーでカッコいいです。真ん中にあるディスプレイは、高精細で視認性も良いです。

右のドアミラー辺りの視界は、こんな感じです。

左のドアミラー辺りの視界は、こんな感じです。室内幅は広過ぎず、適度なタイト感があり、スポーティーにキビキビ走れそうな感覚があります。

後ろを振り返ると、後方視界はこんな感じです。

ドアパネルに目をやると、マットなウッドパネルやアルミパーツの組み合わせが目を引きます。これがまたお洒落ですね。オーディオは、ノーマルの5スピーカーのオーディオが付いていました。ブルメスターサウンドシステムは、2017年モデルではC250やC350e、AMGモデル等の上級グレードのみの装備となっています。

しかし、5スピーカーのノーマルオーディオでもイコライザーを調節し自分好みに設定すれば、音は悪くないように思いました。

後部座席のドアを開けて中を見ると、こんな感じです。座ってみると、膝前の空間もあり大人が座っても比較的ゆったり座れます。しかし、広さを求めるならEクラス以上かなと思いました。
ステーションワゴン(S205)

ディーラーから代車で借りたC200ステーションワゴン・スポーツ(本革仕様)(前期)です。ステーションワゴンの場合は、年式によって違いはありますが、2017年モデルではセダンとはグレード構成やセットオプションの内容が異なります。スポーツと付くグレードは、AMGラインが標準装備となっています。

セダンとステーションワゴン、デザインで選ぶか機能性で選ぶかという選択になりそうですが、ステーションワゴンもサイドのシルエットは美しいです。

リア周りのデザインもお洒落です。個人的には、デザイン的にもライフスタイル的にもステーションワゴンの方が刺さりました。

後ろ姿は、ワイドで踏ん張り感がありスポーティーです。


ステーションワゴンを選ぶ一番の理由は、積載能力の高さだと思います。ご覧の通り、十分な荷室空間が確保されています。

こちらの代車には、電動テールゲートが装備されていたので、ワンタッチで開閉が可能でした。2017年モデルでは、電動テールゲートは本革仕様のグレードに標準装備となっており、スポーツ以外のグレードには装備されません。

荷室にはトノカバーが付いていて、室内と荷室がちゃんと仕切られています。また、外から荷物が丸見えとならずセキュリティー対策としてもバッチリです。



インテリアは、セダン同様のデザインで上質な室内空間が展開されています。

運転席に座ると、セダン同様にスポーティーな着座位置がとれます。(写真中央に視線の高さを合わせて撮影しています。)

ステーションワゴンの場合、スポーツグレードにはヘッドアップディスプレイが標準装備されます。高精細な表示がボンネット先端辺りに浮かび上がっているようで、視線移動を少なく表示内容が確認でき便利でした。

後ろを振り返ると、後方視界はこんな感じです。ステーションワゴンなので、リアガラスまでの距離は遠いですね。


ステーションワゴンはスポーツグレード、セダンはAMGラインを付けると、エアサスが装備されます。フラットな乗り心地で快適な上に、段差を越える際などスイッチ一つで車高を上げることも可能です。そんな快適なエアサスですが、長年乗っていると必ずと言っていいほど修理が必要となる部品なのが気になるところです。

後部座席のドアを開けて取り込んでみると、頭上がスクエアに切り取ってあるのでセダンと比べて乗り込みやすいです。子供を抱き抱えてチャイルドシートに乗せるようなシチュエーションでも、セダンより乗せやすいかなと思います。

見た目よし、乗ってよし、使い勝手よしなS205は欲しくなる一台でした。
定番の故障は?

セダンとステーションワゴンにそれぞれ乗ってみて、とても良い車なのは分かりました。しかし、輸入車なので故障は気なりますよね。
W205シリーズは世界でも人気のベストセラーモデルと言われているだけに、しっかりとした作りで故障も比較的少ないとも言われています。しかしながら、定番ともいえる故障はあるようです。
エアサス
特にW205シリーズで定番といわれるのは、AMGラインやスポーツを選ぶと装備されるエアサスの故障です。
車高が下がったままとなったり、四輪の車高が不均衡となったりして故障が発覚することが多いようです。車高が下がり過ぎのままになると走行不能となり、修理代も高額なので厄介です。
エアサスの故障は、部品の劣化により起こり、エアサスの寿命は10万~15万km、5年~10年と言われています。実際には、 7万~8万km、7~8年での故障が最も多いようです。
エアサスの修理代は、エアサス1本が約20万円、コンプレッサーが約20万円、バルブブロックが約20万円、全部やり換えると100万円を超えることもある高額修理です。OEM部品を使えば、エアサス1本が10万円程に抑えられる場合もあるようなのでメルセデスに詳しい整備工場に相談するとよさそうです。
Noxセンサー
メルセデス車の定番ともいえるNoxセンサーの故障も比較的みられているようです。メーター内にエンジンチェックランプが点灯した場合は、これが故障の原因のことがよくあります。部品の設計が日本のストップ&ゴーが多い道路事情に合っていないのではないかとも言われています。
このNoxセンサーは、部品1つが10万円程し、車両1台に複数個搭載されている場合もあるので故障が重なれば高額修理となります。
W205シリーズの場合は、C180にはNoxセンサーが搭載されていないので、装備に拘りがなければC180を選べば故障のリスクが一つ減らせます。
その他
車は機械ですから、W205シリーズは必ずここが故障する、絶対ここは故障しないとは言えません。それぞれの使用環境や使用状況によっても故障や不具合の内容は異なってくると思われます。
知人のW205の場合は、サンルーフとナビが故障し、それぞれ修理代が数十万円程かかったようです。
狙い目のグレードは?

W205シリーズは今や型落ちモデルとなり、2026年1月現在の中古車価格はセダン/ステーションワゴンで100万~420万円、クーペ/カブリオレで170万~515万円となっています。
年式やグレード、装備を選ばなければ100万円台でも買えてしまいます。しかしながら、10年以上メルセデスに乗ってみて国産車と比べると不具合が多いと感じるのは事実で、低年式車を選ぶ場合はそれなりの修理代は必要になる可能性はありそうです。それも踏まえて、今W205シリーズを買うなら狙い目のグレードをご紹介します。
C180アバンギャルド(後期)

C180アバンギャルドは、定番故障のNoxセンサーが搭載されておらず、AMGライン非装着車であればエアサスも搭載されいないので、高額修理のリスクが減らせます。

また、2018年7月にビッグマイナーチェンジをした後期型はオーディオの音にも拘って開発されているそうで、後期型アバンギャルドとなるとスピーカー数が異なります。C180は5スピーカーで、C180アバンギャルドはアドバンスドサウンドシステムが標準装備で9スピーカーとなります。C180グレードはオプションのブルメスターサウンドシステムが装着できないので、音に拘りがある場合はアドバンスドサウンドシステムが標準装備の後期型アバンギャルドがオススメです。
AMGライン装着車ばかりの昨今では、素のCクラスは珍しくエレガントでお洒落に見えるので、あえてのC180アバンギャルドという選択は有りだと思います。
AMGライン・レザーエクスクルーシブパッケージ

やはり装備には拘りたいという場合には、C200かC220dのAMGライン・レザーエクスクルーシブパッケージ装着車がオススメです。ステーションワゴンも後期型からはスポーツグレードが無くなり、セダンと同様のグレード展開となりました。
AMGラインが付くと、AMGの前後バンパー、サイドスカート、ホイールが装着され精悍でスポーティーな見た目となり魅力的です。
レザーエクスクルーシブパッケージが装着されれば、ブルメスターサウンドシステム、パフュームアドマイザー、ヘッドアップディスプレイ等が装備されます。また、後期型はデジタルメーターも装備され、非常に満足感の高い内容となっています。しかし、レザーエクスクルーシブパッケージ装着車はタマ数が少なく希少なので、条件にあう車両を探すのは大変かもしれません。ある程度、装備を絞って探す必要がありそうです。
参考までに、2019年モデル(後期型)の装備表を以下に添付しておきます。




まとめ
メルセデス・ベンツCクラスのW205シリーズの中から、セダンとステーションワゴンに乗る機会がありました。どちらもデザインだけでなく走りにおいても、とても素晴らしい車でした。
しかし、上級グレードとなると故障率の高いエアサスが装備されるので、年数の経った個体では故障に遭遇する確率は高いかもしれません。これから購入をお考えで気になる場合は装備されていないグレードを選ぶのも選択肢です。とはいえ、エアサスの乗り心地は快適なので、故障してもおおらかな気持ちで乗れる方にはオススメです。
W205シリーズは、型落ちモデルとなりましたが、古さを感じさせないデザインでまだまだ魅力的なモデルだと思います。
ではでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。あなたのカーライフの一助となれば幸いです。
