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こんにちは!
Halmie CAR BLOGのHalmieです!
今回は、バンパー傷のタッチアップに挑戦しようと思います!
というのも、フリードを駐車中にフロントバンパーを当てられて傷が付いてしまったからです。
板金に出して綺麗に直そうとも思いましたが、そこまで大きな傷でもないのでDIYで補修してみることにしました。
DIY経験は色々とありますが、傷の補修をちゃんとやったことはなく素人同然ですが、どこまで綺麗にやれるかやってみたいと思います。
車の傷の直し方

今回は、バンパーに付いたこちらの傷を補修していきます!
補修は、次のような工程で行っていきます。
- 下地処理
- 塗料を塗る
- 乾燥
- 段差を研磨
- 仕上げ磨き
では、作業に入る前に傷の具合を詳しくみていきます。

赤丸の部分は塗装が剥がれているので、タッチアップが必要そうです。
青丸の部分は浅い擦り傷と塗料や汚れの付着っぽいのでコンパウンドで磨いて消えるか試してみることにしました。
コンパウンドは、3Mのハード1を使用しました。3Mのコンパウンドは初心者から上級者まで扱いやすいと評判なので使っています。
写真を撮り忘れてしまいましたが、コンパウンドで磨くと先程の汚れや塗料の付着、浅い傷は消すことができました。
1.下地処理

塗装の剥がれている部分はタッチアップで補修するので、2000番の耐水ペーパーに水を浸けながら水研ぎをして、ささくれ等を取り除き表面を平滑にしていきます。
通常は1000番くらいでするみたいですが、目消しが大変になるといけないので2000番で試しましたが大丈夫そうでした。
私はバケツに水を汲んで、そこに耐水ペーパーを浸けて水を含ませながら磨きましたが、磨く箇所に霧吹きで直接的に水を吹き付けながら作業してもいいと思います。

ペーパー掛けを終えたところです。傷のささくれや剥げかけていた塗料が無くなり、傷が滑らかになりました。
一応、この時点でペーパー掛けで付いた磨き傷はコンパウンドで消しておきました。

タッチアップをする前に傷をシリコンリムーバー(シリコンオフ)で脱脂して、塗料が乗りやすくします。そして、傷の周りをマスキングします。
2.塗料を塗る

今回は、ホルツのタッチペンを使用しました。ホルツの補修用品は個人的に扱いやすく仕上がりが良い印象があります。
ちなみに、ホンダのフィヨルドミストパール(BG68P)は特注カラーになるので、量販店等では売っていません。ホルツの調色システム“MINIMIX”で調色されたものをネットで購入しました。
※純正品を使いたい場合には、ホンダ純正のタッチペンもあります。

タッチペンは使用する前に容器をよく振って中で塗料をよく混ぜてから塗りますが、筆先にたっぷりと塗料が付いていると垂れたりして失敗の元なので…

容器の縁で余分な塗料を落としてから、点を打つように塗っていきます。

塗料は塗ったら約30分乾燥させながら、4~5回程重ね塗りをします。
一回一回しっかりと乾燥させるために一度に厚く塗らず、薄く塗り重ねます。
塗料は乾燥すると痩せて塗面が凹んだようになるので、少し盛り上がるまで塗り重ねていきます。
盛り上がった塗装面は、研磨の工程で平らに成らすので問題ありません。
3.乾燥

塗り終えたら、1週間以上乾燥させます。
しっかり乾燥させて塗料が硬化してからじゃないと、綺麗に磨けず塗料剥げの原因にもなりますので、しっかりと乾燥させます。
今回は、10日間乾燥させました。
4.塗面の段差を研磨する

タッチアップした周囲をマスキングしてから磨きます。

1000番の耐水ペーパーで表面が平滑になるように磨きます。適当な木片等で当て木をすると平らに磨けて作業がしやすいです。
磨き過ぎるとタッチアップした塗料が剥がれるので、注意しながら段差が無くなる程度までで磨きます。

ペーパー掛けが終わってマスキングを剥がしたところです。塗料の色が微妙に合っていない感じです。
純正のタッチペンの方が色が合うのかもしれませんね…。

数年前に兵庫ペイントのタッチペンを購入したことがあるのですが、こちらの方が割と色が近かった印象があります。しかし、保管方法が悪く変色してしまっていたので、今回は使えずホルツを試してみたわけです。
5.仕上げ磨き

仕上げに液体コンパウンドをマイクロファイバークロスに取って磨いていきます。
コンパウンドは、3Mのウルトラフィーナプレミアム→ハード1→ハード2の順で磨いて仕上げました。

コンパウンドで磨いた後ですが、一部塗料が剥がれてしまいました。

剥がれた箇所には、竹串に塗料を付けてちょんちょんとタッチアップしました。

近くで見るとタッチアップしてあるのが分かりますね。

1週間乾燥させてから、再び液体コンパウンドで仕上げ磨きをしました。
やはり、塗料の色が合っていないので塗ってあるのがわかりますが…

離れて見るといかがでしょう?

赤丸の部分が補修箇所ですが、パッと見た感じではタッチアップしてあるのには気がつかないレベルかなと思います。
まとめ
今回はバンパーの傷をタッチアップでDIY補修しました。
本格的に補修するのは初めてでしたが、遠目には目立たないレベルに補修できたと思います。
補修は、①下地処理 ②塗料を塗る ③乾燥 ④段差を研磨する ⑤仕上げ磨き の順に行っていきます。
ただ塗料を塗って終わらすだけと違い、しっかりと下地処理をして塗って乾燥後に周囲と段差がないように磨き上げることで目立たないように仕上げることができます。
誰でも簡単にとはいかないかもしれませんが、素人でも目立たない程度には直せたと思います。
小さな傷がついてしまった場合など、DIY補修に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ではでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
