輸入車の維持費は高い!?8年乗り続けているメルセデス・ベンツの維持費を公開!《税金・保険料・燃料代・メンテナンス費用編》

維持費

こんにちは。Halmie CAR BLOG の Halmie(ハルミィ)です!

輸入車と聞くと、維持費が高いイメージがありませんか?

私も「輸入車は故障が多くて修理代がかかる」とか「維持費が高い」とか漠然としたイメージを持っていました。

実際のところ、どのくらいの維持費がかかるのでしょう?

今回は、私が8年乗り続けているメルセデス・ベンツの維持費についてご紹介します。

気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

車の維持費とは?

車の維持にかかる費用には、次のようなものがあります。

  • 税金(自動車税、自動車重量税)
  • 保険料(自賠責保険、任意保険)
  • 燃料代
  • メンテナンス費用
  • 修理代
  • 車検
  • 駐車場代
  • 自動車ローン

今回は、毎年必ずかかってくる税金、保険料、燃料代、メンテナンス費用についてご紹介ていきます。

愛車情報

維持費は車種によって変わってきますので、先ず私の愛車の情報を簡単に紹介しておきます。

□車名:メルセデス・ベンツ
□モデル:E250クーペAMGスポーツパッケージ
□排気量:2000cc
□車両重量:1710kg
□購入区分:サーティファイドカー(認定中古車)
□初度登録年:2014年
□購入年:2016年

ベンツEクラスの維持費

ここからは維持費について、実際にかかっている金額をご紹介します。

税金

■自動車税:39,500円(毎年)
■自動車重量税:20,000円
(車検時)

税金は、排気量や車両重量で決まるので国産車と同じです。

車両重量2tまでの重量税は、通常32,800円ですが私のEクラスはエコカーの税率が適用されるので、少し安めになっています。

自動車税(自家用乗用車)

排気量:2019年9月以前新車登録車/2019年10月以降新車登録車

1000cc以下:29,500円/25,000円

1000~1500cc以下:34,500円/30,500円

1500~2000cc以下:39,500円/36,000円

2000~2500cc以下:45,000円/43,500円

2500~3000cc以下:51,000円/50,000円

3000~3500cc以下:58,000円/57,000円

3500~4000cc以下:66,500円/65,500円

4000~4500cc以下:76,500円/75,500円

4500~6000cc以下:88,000円/87,000円

6000cc超:111,000円/110,000円

軽自動車:10,800円

※13年超のガソリン車・LPG車、11年超のディーゼル車は15%の重課となります。

自動車重量税(2年自家用)

車両重量:エコカー/エコカー外

0.5t以下:5,000円/8,200円

~1t:10,000円/16,400円

~1.5t:15,000円/24,600円

~2t:20,000円/32,800円

~2.5t:25,000円/41,000円

~3t:30,000円/49,200円

軽自動車:6,600円

※新車~13年まで年間4,100円/0.5tずつ納付

※13~17年まで年間5,700円/0.5tずつ納付

※18年以降から年間6,300円/0.5tずつ納付

※軽新車~13年まで年間3,300円納付

※軽13~17年まで年間4,100円納付

※軽18年以降から年間4,400円納付

保険料

■自賠責保険料:17,650円(車検時)

自賠責保険料は、どの保険会社でも一律の保険料となっており、国産車でも輸入車でも同じ額です。

なお、自賠責保険料は毎年見直されており、上記の保険料は2023年4月1日以降の額です。


■任意保険料

  • 車両保険:131,250円(毎年)
  • 車両保険:約40,000円(毎年)

私は、任意保険は某大手保険会社に加入していますが、保険料は内容によっても変わってきます。

同じ内容でも、最近安いと話題のネット型保険だともうちょっと抑えられるかもしれません。

ちなみに、ベンツの板金修理は高額となる傾向にあり、何十万円の請求がくることもあります。

理由は、バンパーやドアの交換作業に手間がかかり工賃が割高なことや部品が高額なことが挙げられます。

もしもの時の多額の出費が心配な場合は、車両保険は付けておいた方がいいと思います。

燃料代

■ハイオクガソリン:約10,000円/月

私の場合、ほぼ毎日乗っていて、1日にだいたい25km程走行します。

燃費は、車両の燃費計で11.2km/l程です。

当たり前ですが、もっとたくさん走った月には燃料代も増えます。

メンテナンス費用

正規ディーラー(シュテルン)でのメンテナンス料金を参考までにご紹介します。

※料金は改定されたり、店舗によって異なる可能性もありますので参考価格とお考えください。

  • 法定1年点検料:46,872円
  • エンジンオイル&エレメント交換:20,398円
    • エンジンオイル:13,338円
    • エレメント:1,512円
    • 工賃:6,048円
  • ワイパーブレード交換:11,232円
    • 部品代:9,720円
    • 工賃:1,512円
  • エアコンフィルタ交換:12,646円
    • 部品代:8,110円
    • 工賃:4,536円
  • バッテリー交換:50,408円
    • 部品代:45,360円
    • 工賃:6,048円
  • サブバッテリー交換:30,456円
    • 部品代:25,920円
    • 工賃:4,536円
  • ウォッシャー液補充:1,620円
    • 部品代:1,620円
    • 工賃:0円
  • リモコンキー電池交換:2,000円

輸入車の維持費を抑えるには!?

実際にかかっている維持費についてご紹介しましたが、ここらは維持費を少しでも抑える方法をご紹介します。

輸入車メーカーの選び方

メルセデス・ベンツやBMW、アウディ等の高級車メーカーでは、部品代が高い傾向にあります。

その分、メンテナンス代や修理代も高くなりがちです。

輸入車の中でも比較的部品代が安めと言われているのが、フォルクスワーゲンです。

維持費で考えるなら、フォルクスワーゲン等のカジュアルなメーカーを選ぶ方がよいかもしれません。

それでも部品代の相場は、国産車の約1.3倍と言われます。

グレードの選び方

同じモデルでも上級グレードになる程に、メンテナンス費用や修理費用は高くなる傾向にあります。

それは上級グレード程、大排気量だったり、電装装備が満載だったりするからです。

大排気量エンジンは、小排気量エンジン比べより多くのエンジンオイルを必要とし、その分オイル交換費用が割高となります。

その他のメンテナンスでいえば、大排気量グレードはそのパワーを受け止めるために強化ブレーキが装備されている場合があります。

制動力の強い大きなブレーキは、通常よりブレーキパッドの磨耗が早かったり、パッド代が割高だったりするので通常のブレーキよりメンテナンス費用がかかります。

燃費の面でも大排気量になる程に燃費は悪くなりまので、小排気量のグレードを選ぶといいでしょう。

もしディーゼルエンジンの設定がある場合は、そのグレードを選ぶと燃料費を抑えられる可能性があります。

自動車税の面も、排気量が小さい方が税金は安くなります。

また、電装装備が満載の上級グレードだと、電装装備が多い分それらの故障のリスクが高まります。

ベースグレードだと、シートやステアリング調整が手動だったり、高額修理の代表格のエアサスが非装備だったりと、故障のリスクが少し抑えられる可能性あります

保証付きの車両を購入する

新車なら新車保証が付いていますが、中古車でも保証付きの車両を購入すると、保証期間内であれば対象内の故障等は無償修理が受けられるため費用を抑えることができます。

メルセデス・ケア(新車保証)

メルセデス・ベンツでいえば、新車から3年間はメルセデス・ケアが付帯されており、その期間のメンテナンス費用と修理費用が無料となります。

中古車でも新車から3年以内の車両には、残り期間のメルセデス・ケアを継承することができ、同様に保証が受けられます。

サーティファイドカー保証(認定中古車保証)

メルセデス・ベンツの認定中古車(サーティファイドカー)には、2年間走行距離無制限で故障が起こった際に無償修理が受けられるサーティファイドカー保証(認定中古車保証)が付帯されています。

メルセデス・ベンツとはいえ、国産車よりは故障が起こりますので、保証期間内の修理費用は抑えることができます。

その他の輸入車メーカーにおいても、メーカーごとに認定中古車の基準があり、保証内容の設定があります。

認定中古車を選んでおくと、万が一の時には、その車に精通した正規ディーラーで対応してもらえるのは安心だと思います。

その他の中古車保証

認定中古車でなくても、各中古車ディーラーごとに独自の保証が付帯される場合があります。

残念ながら、輸入車は国産車より故障やトラブルは起こるといわざるを得ません。

そのため、万が一の時に備えて、保証内容をよく確認して、保証が付帯される中古車を選ぶのがお勧めです。

民間整備工場で整備・修理する

整備費用、修理費用等は、正規ディーラーだと高めになる傾向があります。

それには、時間当たりの工賃(技術料)が民間整備工場と比較して高めの設定であること、高額な純正部品を使用することが挙げられます。

そのメーカー車に精通した正規ディーラーの技術力と、メーカーが時間を掛けて開発した高品質な純正部品の価値を考えると致し方ありません。

しかし、できることなら費用は抑えたいと考えるものです。

輸入車を得意とする民間整備工場なら、整備費用や修理費用を抑えることができるかもしれません。

オイル交換を民間整備工場に依頼したら安かった

メンテナンスとして頻度の多いエンジンオイル・エレメント交換代は、メルセデス・ベンツ正規ディーラーだと2万円程します。

純正オイルと純正エレメントだと1年に1回の交換でいいので、交換に行く手間が省けていいですが、2万円はお高い気もします。

その理由をディーラーで聞くと、量販店等で量り売りしているオイルとは品質が違うため、年1回の交換でいいそうです。

もし、量販店等の量り売りオイルを使用した場合は、5,000km毎の交換が必要とのことでした。

なるほど、質の高いオイルだから価格も高いし、耐久性も高いので年に1回の交換でいいということです。

とはいえ、やはり2万円はお高い感じもします。

しかし、これらメンテナンス費用は、依頼するお店(工場)によって変わってきます。

そこで、私はオイル交換を某車検専門店に依頼するようにしました。

そのお店では車検利用者は次回車検までオイル交換無料、エレメント交換定額3,500円となっています。

純正オイルではないので、5,000km毎の交換で年2回程交換しています。エレメントは10,000km毎の交換で年1回です。

つまり、年間のエンジンオイル・エレメント交換代は3,500円で済んでいることになり、正規ディーラーでの交換に比べ交換に行く手間は増えましたが、費用はかなり抑えられています。

その他のメンテナンス費用についても依頼するお店によって、正規ディーラーよりも安く抑えられる可能性あります

ただ、それでも部品代、工賃ともに国産車と比べると割高な印象はありますので、輸入車のメンテナンス費用は国産車よりもいくらか割高になることは承知しておく必要あります。

まとめ

ここまで、私のE250クーペの維持費として、税金、保険料、燃料代、メンテナンス費用についてご紹介してきました。

年間でみると…

自動車税:39,500円

任意保険料:131,250円

燃料代:120,000円

オイル・エレメント交換代:3,500円

合計:294,250円が毎年最低限かかっているかと思います。

また、車検の年には車検代が加わり、消耗部品の交換や故障が発生すれば、その費用が加わります。

場合によっては、駐車場代や自動車ローンが加わってくることもあるでしょう。

維持費の中では、車検費用やメンテナンス費用、修理費用が高額になりがちで、輸入車は維持費が高いと言われる所以かと感じています。

車検費用、修理費用については、別の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はそちらをご覧ください!

ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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