COMANDシステムの不具合 360°カメラ映り不良/COMANDシステムのフリーズ【メルセデス・ベンツEクラスクーペ(C207)】

故障/トラブル

こんにちは。Halmie CAR BLOG の Halmie(ハルミィ)です。

メルセデス・ベンツに搭載されているCOMANDコマンドシステムは、ナビゲーションやオーディオ等を手元のコントローラーやステアリングスイッチで操作することができる便利なシステムです。

そんなCOMANDシステムも故障してしまうことがあります。

特にHDDナビの故障となると、HDDの交換で40万円程かかってしまいます。

私のEクラスでは故障は起きていませんが、いくつか不具合を経験しましたのでご紹介したいと思います。

COMANDシステムとは

メルセデス・ベンツに搭載されているナビゲーションシステムの総称で、センターディスプレイやコントローラー、コントロールパネル、ステアリングスイッチ等で構成されています。

ディスプレイに表示されたナビ情報やオーディオ、ラジオ、電話等を手元のコントローラーやステアリングスイッチで操作することができます。

360°カメラ映り不良

新車登録から3年、走行距離38,968kmで360°カメラの不具合が起こりました。

不具合の内容

シフトレバーを“R”に入れると、360°カメラシステムが起動します。

車両を上空から見た画像が表示されます。

しかし、車両の画像が表示されない状況が起こりました。

後退時のガイドラインも表示されていません。

この状況はずっとではなく、エンジンを切って再起動すると正常に戻っていました。

修理内容

正規ディーラー(シュテルン)で診てもらったところ、同様の状態を再現できず原因不明でした。

取り敢えず、HDDプログラムを更新して様子観察となりました。

修理代

認定中古車保証での無償修理となりました。

有償修理の場合の費用は分かりませんが、参考までにHDDナビの更新代が33,000円なので、それくらいの費用がかかるのではないかと思います。

修理後の経過

HDDプログラムを更新して様子をみていましたが、同様の症状は忘れた頃に時々起こっています。

車両画像が真っ黒に表示されるだけで、カメラは正常に機能し使用できています。

精密機械なので、時々誤作動を起こすのかもしれません。

おそらく、故障ではなく“こういうもの”なんだと思います。

COMANDシステムがフリーズ

COMANDシステムがフリーズして動かなくなる事象は、時々起こるようです。

それは、COMANDシステムにはナビやオーディオ等の多くの機能が集約してあるため、データ処理が滞りフリーズしたり、再起動を繰り返したりするこどがあるようです。

私も一度だけフリーズ経験があります。

このフリーズは故障ではなく、ある対処法をとれば復旧できますので、その方法をご紹介します。

不具合の内容

エンジンを始動し、いつものようにCOMANDシステムが起動されました。

起動中に切り替わった画面のままフリーズして動かなくなってしまいました。

フリーズした時の対処法

COMANDシステムがフリーズした場合、COMANDシステムを復旧するためには再起動させる必要があります。

その方法は、2通りありますのでご紹介します。

1.ONボタンを長押しして再起動する

コントロールパネルにあるONボタン(最近のモデルでは電源ボタン)を15秒程度長押しすると、COMANDシステムが強制的に再起動され復旧します

2.エンジンを再始動する

エンジンを再始動すると、COMANDシステムも再起動されて復旧します。

まとめ

私が経験したCOMANDシステムの不具合を2つご紹介しました。

一つは、360°カメラの不具合で、もう一つはCOMANDシステムのフリーズです。

360°カメラシステムの車両画像が、時々真っ黒に表示される事象は、HDDプログラムを更新しても変わりありませんでした。

車両が真っ黒に表示されている時でも、カメラ自体は正常に機能しているので、故障ではなく機器の誤作動なのかもしれません

COMANDシステムがフリーズしてしまった時は、ONボタンを長押しすることで復旧することができます。

ではでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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