※この記事には、広告が含まれています。

こんにちは。Halmie CAR BLOG の Halmie(ハルミィ)です。

写真は、新車から10年が経過したメルセデス・ベンツ車の樹脂製のカウルトップパネルです。経年劣化により全体的に白っぽく変色しています。
新車の時のように黒く復活させたいと、これまでに樹脂パーツ用の保護艶剤をいくつか試してみましたが、思うような効果は得られませんでした。
しかし、ここにきて期待通りの効果があった商品に出会えたので、ご紹介します。
樹脂パーツの劣化の原因

無塗装樹脂パーツは、車の外装ではカウルトップパネルやバンパー、バンパー開口部、フェンダー等に使用されています。最近では、デザインで樹脂パーツを多様する車も多くあります。
そんな樹脂パーツですが、経年劣化により白っぽく変色したり、色褪せたりする特徴があり、そうなると車の見た目に影響します。
樹脂パーツの劣化を進める原因には、次のようなものがあります。
①紫外線

太陽光に含まれる紫外線が影響し、劣化を進めます。
②熱

太陽光やエンジン等からの熱が影響し、劣化を進めます。
③酸性雨

酸性雨に繰り返しさらされることで、劣化を進めます。
以上、主に3つの原因がありますが、車を屋外で使用する以上は避けることが難しいものばかりです。
なるべく綺麗な状態を維持するためには、何かしらの対策が必要です。
劣化の予防法
樹脂パーツの劣化を防ぐためには、劣化の原因となる紫外線や熱、酸性雨から守る必要があります。
その方法としては、次のような方法があります。
①車庫保管

UVカットのルーフ素材のカーポートもありますが、四方を壁で囲んだ車庫(ガレージ)が太陽光からの紫外線や熱をシャットアウトするには最強です。車庫保管が難しいという場合は、日陰に駐車する等駐車場所を工夫することでも一定の効果は期待できます。
②コーティング

UVカット効果のあるコーティングを施工することで、紫外線からの保護効果が期待できます。また、コーティング被膜によって酸性雨からも保護できることが期待できます。

↑無塗装樹脂にも使用できる車両内外装クリーニング&簡易コーティング剤!

↑無塗装樹脂やあらゆる合成素材に使用できる保護艶剤の定番!
樹脂パーツを黒く復活させる方法

前項では樹脂パーツの劣化を予防するための方法をご紹介しましたが、もうすでに樹脂パーツが劣化して白く変色してしまった場合もあると思います。

筆者の車のカウルトップパネルが写真のように白く変色してしまい、手遅れに思われました。

しかし、藁をもつかむ思いで「CARMATE 黒樹脂復活剤プレミアムコート」という商品を試してみたところ、期待以上の効果がありました!


【セット内容】
- 液剤
- 施工用スポンジ
- 拭き取り用クロス
施工に必要なものは全て入っていますので、施工面を洗って綺麗にしたらすぐに作業に掛かることができます。

先ず、付属のスポンジの黄色い面に液を適量つけます。

スポンジで液を均一に塗っていきます。

写真左側が未施工箇所で、右側が施工済箇所になります。見比べると一目瞭然、樹脂の黒さが蘇っているのがわかります。

液を塗ったら、付属のクロスで拭き上げます。
もし、スポンジで塗った時にムラができていたとしても、この工程である程度のムラは消すことが可能でした。

拭き上げ終わったら、作業完了です。
Before

After

Before

After

Before

After

予想していた以上に黒々とした仕上がりで、大満足の結果です。効果も6ヵ月以上と長く続くのも嬉しいポイントです。
新車時または未だ綺麗なうちから施工すると、コーティング剤として劣化の予防効果もあるようです。
ただ、これは使い切りタイプなので、一度開封すると保存ができない点に注意が必要です。
まとめ
車に使用される無塗装樹脂パーツはその性質上、紫外線や熱、酸性雨によって劣化が促進され白く変色してきます。
樹脂パーツを長く綺麗な状態に保つためには、それら劣化を促進する因子からコーティング等によって保護する必要があります。
もし、劣化して白く変色してしまった場合でも、今回筆者が使用した商品等によって黒く復活させられる可能性があります。
ではでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
