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こんにちは。Halmie CAR BLOG のHalmieです。
皆さんは、ホイールをガリった経験はありますか?

運転に自信がある方でもついうっかりやっちゃうことってありますよね。
そんなホイールのガリ傷ですが、修理に出すとなると、お店を予約して持っていく手間や修理費用が掛かります。
気軽にDIYで修理できて、しかもなるべく綺麗に直るといいですよね。
今回は、そんなホイールのガリ傷修理をDIYでする方法をご紹介します。
ガリ傷修理はDIYできる!?

ホイールのガリ傷とは、走行中に縁石や障害物にホイールを擦ってできる削り傷のことを言います。
ガリ傷は、DIYでも修理できるのでしょうか。
その答えは、傷の状態によってはDIYで修理可能です。
そう、傷によってはなんです。では、修理できる傷とできない傷の違いとは何でしょう。
DIYで修理できる傷とは

DIYで修理できるのは、ホイールに歪みやクラック(ヒビ)を伴わない擦ってできた削り傷のみの場合です。
ホイールに歪みやクラックがある場合は、ホイールが破損し事故に繋がる危険性があるので、業者にみてもらうことをお勧めします。
修理費用の相場

業者に依頼した場合の修理費用の相場は、業者によって設定価格に違いはありますが、一般的には15,000円~40,000円くらいになるようです。
ガリ傷修理の仕方

今回は、こちらのカラードホイールのガリ傷を修理していきます。
ガリ傷修理の手順は、次のようになります。
①傷部分を研磨し均す。
②傷部分にパテを盛る。
③パテが硬化したら研磨し平滑にする。
④塗装する。
⑤研磨し艶を出す。
今回は、カラードホイールなので「④塗装する」「⑤研磨し艶を出す」の工程がありますが、ホイールによっては③までの工程で済む場合もあるかと思います。
では、修理していきましょう。
1.傷部分を研磨し均す

傷面は、ササクレていたりするので、研磨して均していきます。

余計な部分を傷付けないようにマスキングをして、粗目の耐水ペーパーで研磨します。
研磨し終わったら、パテの付きがよくなるようにシリコンオフで脱脂してからパテの作業に進みます。

2.傷部分にパテを盛る

今回は、ホルツのアルミパテを使って傷を埋めていきます。


主剤と硬化剤を1:1の割合で混ぜ合わせます。

空気が入らないように、付属のヘラでよーく混ぜ合わせます。混ぜ方が足りないと硬化しないので、しっかりと混ぜます。

パテが出来たら、傷を埋めるようにヘラでパテを塗っていきます。パテが硬化した時に痩せるのと、研磨しやすいように少し盛り上がるくらいにパテを塗ります。

パテが塗れたら、マスキングを剥がして乾燥させます。完全に硬化するのに気温20度の場合、12時間程掛かります。冬場の気温が低い時には、24時間はみといた方がいいようです。
3.パテを研磨し平滑化する

パテが乾燥したら、パテが平滑になるように研磨します。

研磨の前に周囲に傷が付かないようにマスキングします。

600番の耐水ペーパーに水を付けながら、水研ぎをしていきます。ちなみに、サンドブロックがあると磨きやすいです。私は木片をサンドブロックとして使用しました。

時々、指で研磨面を触って確認しながら、平滑になるまで研磨します。

研磨し終わると、傷が埋まってガリ傷が無かったかのようになります。シルバーのホイールだと、これでだいぶ目立たなくなるので作業終了となります。
4.塗装する

塗装の工程ですが、ブラックのタッチペンの余りがあったので、今回はタッチアップで仕上げます。

タッチペンで塗る時は、塗料が筆から垂れないように余分な塗料は容器の縁で拭ってから、塗料をトントンと置くように塗っていきます。

やはり、タッチペンだと塗料が盛り上がったり、筆の跡が付いたりするので仕上げに磨いた方がよさそうです。その点、スプレー塗料の方が薄くムラなく塗れるので、最後に磨かなくてもよいかと思います。

5.研磨し艶を出す

3~4日乾燥させ、塗装が完全に乾いたら磨きの作業に入ります。

先ず粗目のコンパウンドで磨いてみたところ、塗膜が薄いので部分的に剥がれてしまいました。
やはり、研磨しなくていいようにスプレー塗装で仕上げる方が簡単に済むと思われます。

再度タッチアップしました。

今度は、1000番の耐水ペーパーで塗装が剥がれない程度に水研ぎをしました。

最後に、ブードゥーライドのヘックスで仕上げました。


塗装が剥がれないように控えめに磨いたので、塗装面に少し凹凸が残っていますが、遠目には目立たないくらいにはなりました。


まとめ
ホイールのガリ傷の修理には、お店に持ち込む手間と15,000円~40,000円程の修理費用が掛かります。ホイールのガリ傷は、傷の程度にもよりますがDIYでも修理可能です。DIY修理には、それなりの時間は掛かりますが、修理費用を10,000円以下に抑えることも可能です。
筆者は、ホイールのガリ傷修理は初めてでしたが、DIYでも目立たないくらいに修理することができました。こうした修理もカーライフの一部として、楽しみながらDIYしてみてはいかがでしょう。
ではでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
