バンパーの【クリア剥がれ】をDIY補修!とりあえずタッチアップをしてみたけど…結局は本格的な塗装が必要!?

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こんにちは!

Halmie CAR BLOGのHalmieハルミィです。

街を走っていると、ボンネットやルーフのクリアが剥がれた車を目にすることがあると思います。

これまで、自分の車がそのようになった経験はなかったのですが…

ついに、フロントバンパーの2ヶ所に数cm程のクリア剥がれが起こってしまいました!

結構、ショックですね…

少し前に白い点のようなものがバンパーにあったので、ゴミが付いているのかなと思っていましたが違ったようです。白い点に見えたのは、クリアの浮きで、そこからここまで剥がれてきたようです。

こうなると、補修するには再塗装しかないとは聞きますが、わざわざ板金屋さんに持っていくのも面倒なので、DIYで何とかできないかやってみようと思います。

クリアの剥がれは、なぜ起こる?

塗装の最表面であるクリア層が、ボロボロと剥がれて、まだらになったボンネットやルーフの車を見かけることがあると思います。

そもそもなぜ、そんなことになるのでしょう。

主な原因は、経年劣化です。

劣化を引き起こす要因としては…

  1. 太陽からの紫外線と熱
  2. 汚れの放置
  3. 水垢やイオンデジポット
  4. 不適切な洗車やメンテナンス

が、挙げられます。

一番の要因と言われる紫外線と熱は、塗膜を少しずつ破壊し劣化を引き起こし進行させていきます。

また、鳥のフンや黄砂、鉄粉等の汚れを放置すると、その成分が塗膜を侵食し劣化を進行させます。

水垢やイオンデジポット、飛び石等による傷があると、それを起点に劣化が起こってきます。

成分の強いカーシャンプーの使用みやブラシで強く擦って洗車傷をつけることも塗膜の劣化を引き起こす要因となります。

1~2週間毎に洗車をしていましたが、ここ数年は忙しくて1~2ヶ月洗車しないことも多くありました。今回のクリア剥げは、まさに、なるべくしてなったと言うべきでしょうか…。

クリア剥がれの補修

クリアの剥がれに対する補修方法は、再塗装しかないと言われます。

それは、劣化したクリア層は剥がれやすくなっているため、今は剥がれていなくても後々すぐに剥がれる可能性があるからです。広範囲に渡って劣化した塗装を剥離し、再塗装するのが良いとされます。

とはいえ、今回のような数センチの小さな剥がれで広範囲を再塗装するのは手間です。

最小範囲の塗装で補修できないか調べてみたところ、剥がれかけているクリアを研磨して除去し、剥がれた境目の段差を均した上でクリアを塗る方法があるようです。

※補修の仕方のイメージ

これなら最小範囲の塗装やタッチアップでもいけそうな気がします。

タッチガンで部分的に補修

赤丸のバンパーのクリア剥げ2ヶ所をDIYで補修していきます。最小範囲の塗装で何とかやってみようと思います。

先ず、白くパリパリになって剥げかけている部分を取り除き、境目の段差を滑らかにするために粗目のコンパウンドで磨いてみたところ

カラー部分が白くなってきました。コンパウンドを細目に変えて磨いてみましたが、嫌な予感です…

やはり、塗装が剥がれてしまったみたいです。カラー層って、手磨きで剥がれる程に薄いんですね。

こうなると、クリアを吹いただけではいけないので、下地の塗装からしていくことにします。

塗料は、飛び石傷等の補修用に購入していた純正のタッチペン(カラーコード:9197/197オブシディアンブラック)を使用します。

しかし、あの剥がれの範囲を筆塗りすると目立ちそうなので…

タッチペンでスプレー塗装ができるというHoltsホルツタッチガンを使用することにしました。

とても便利そうなアイテムですが、注意点があります。

使用できるタッチペンは、Holtsの通常ラインナップで店頭販売されている色のタッチペンだけです。

他社製のタッチペンは使用できない可能性があり、Holts製でも特注カラーのMINIMIXやクリア(カラー番号:A-4)のタッチペンは使用できないとのことです。

タッチガンでクリアを塗る場合は、専用のクリアを使用すれば塗れます。

ですが、今回は以上の注意点分かった上で純正のタッチペンでタッチガンを使用してみます。

塗装する前に養生をして、塗装する面をシリコンオフで脱脂しておきます。

シリコンオフは、Holtsのシリコーンリムーバーを使用しました。塗装する面にスプレーして拭き取るだけで簡単に脱脂できます。

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塗装の準備ができたら、タッチガンで塗っていきます。Holtsのタッチペンじゃないので、タッチガンに装着できるか心配でしたが…案の定、付きませんでした。

ということで、タッチペンのボトルが落ちないように手で押さえて作業することにしました。

先ず1回目を吹きました。

筆塗りと比べると、カラースプレーのように均等にムラなく綺麗に塗れます!普通のカラースプレーと比べると照射範囲が小さいので小キズの補修に最適です!

1回塗ったら30分乾燥させて次を塗るって感じで、3回塗り重ねました。

乾燥後です。メタリックなのでクリアを吹かないとマットな感じになりますが、それにしてもザラザラした仕上がりになってしまいました。

タッチガンに適合するHoltsのタッチペンを使用すると仕上がりも違うんですかね?

一応、タッチガン用の仕上げ用上塗りスプレーがHoltsから出ていて、塗装面のザラつきを整えて、ツヤを出す効果があるようです。用意しておくといいかもしれません。

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ということで、ザラザラの表面を2000番の耐水ペーパーで水研ぎをします。

水研ぎをして均すと、少しツヤが出て色も合ってきました。

ここからコンパウンドで磨いていきます。コンパウンドは、3Mウルトラフィーナプレミアムハード1ハード2の順に使用して磨いていきます。

で、コンパウンドで磨いていると、別の部分のクリアが剥げてきました。

やはり、クリア剥げを起こすと、その周辺のクリア層も弱っているみたいです。

赤矢印の部分がタッチガンで補修した箇所で目立たなくなりました。そして、青矢印の部分が新たにクリアが剥がれた箇所です。

新たに剥がれた箇所は範囲が小さいので、タッチアップすることにしました。

タッチアップの仕方のイメージ

  1. 塗面が少し盛り上がる程度に重ね塗りをします。
  2. 乾燥後に2000番耐水ペーパー→ウルトラフィーナプレミアム→ハード1→ハード2の順に研磨して塗装面を均します。

とまぁ、ここまではいい感じに補修できていたんですが…

タッチアップ後に研磨していると、またもや劣化したクリアがパリパリっと剥がれ…

終いには、マスキングテープでもクリアがペリペリっと剥がれてしまいました。

まさか、ここまで劣化が進んでいるとは思いませんでした。

ここまで来ると、再塗装した方が良さそうなので、再度タッチガンで塗装することにしました。

しかし、純正のタッチペンの塗料がなくなってきたので、急遽、Amazonで翌日配送になっていた、こちらのタッチペンを購入してみました。

そして、タッチガンで吹くと、こんな感じになりました。速乾性のある塗料だったせいか、ダマになりやすく結構ザラザラとした表面になってしまいました。

乾燥後に2000番耐水ペーパー→ウルトラフィーナプレミアム→ハード1→ハード2の順に研磨します。

研磨してツヤを出すと、2m離れて見ても目立たないくらいにはできました。

赤丸の部分が補修箇所です。近くで見ると、若干青みが強く色が合っていないので補修跡が目立ちます。

クリアを吹いても色味が合いそうな気がしないので、ここまでにして後日やり直すことにしました。

カラースプレーで広範囲に補修

タッチガンを使って部分的に補修しましたが、やはり補修跡が目立つので本腰をいれて補修することにしました。

今度は、下地処理をきちんとして、塗装も広範囲にして補修を目立ちにくくしていこうと思います。

補修する箇所を320番の耐水ペーパーで水研ぎをして、塗装を落とし平滑にします。

このくらいまで研磨しました。本当は、もっとちゃんと塗装を落とした方がいいんだと思いますが、320番ではこれ以上落ちそうになかったので、このくらいにしました。

ここからは、サフェーサー→水研ぎ→塗装と進めていくのでマスキングをします。今度は、勇気を出して広めに塗装することにしました。

広範囲のマスキングには、養生テープと養生シートが一体となったコロナ養生シートを使うと作業がはかどりました。

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サフェーサー1回目を吹きます。スプレーを横に動かして塗ったのですが、やはり、吹き始めの部分が濃くなるので2回目からは縦に動かしてマスキングの部分から吹き始めるようにしました。

今回使用したサフェーサーは、Holtsのプラサフのグレーです。

3~4回塗り重ねたところですが、塗装面の凹凸を拾ってしまっています。サフェーサーで凹凸を埋めるには、かなり厚塗りしないといけなさそうなので…

サフェーサーの上から塗れる薄付け用パテで凹凸を埋めました。

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耐水ペーパー320番→600番→1000番の順に表面がツルツルになるまで水研ぎします。

パテが見えなくなるまで、再度サフェーサーを薄く塗り重ねます。そして、次のカラー塗装のためにマスキングを広げると…

マスキングの境目がくっきり残ってますね。

サフェーサーが乾燥したら1000番の耐水ペーパーでツルツルになるまで水研ぎをします。先程のマスキングのくっきり境目は、1000番の耐水ペーパーで撫でるように磨くと剥がれます。

シリコーンリムーバーで脱脂してから、カラー塗装に入ります。薄く塗って塗料乾燥してから重ね塗りをしていきます。

5~6回重ね塗りをしました。メタリックカラーで、このままではないため乾燥したらクリア上から塗っていきます

クリア1回目です。1回目は、薄く塗ります。まだ曇ったような感じで艶がありませんが、大丈夫です。

2回目以降は、艶が出るように厚みを持たせて塗装します。塗装面に対してスプレー遠すぎると艶が出にくいので、15cmくらいの距離を保ちながら塗装していきます。塗れたような感じに艶がでるので、乾燥したら3~4回塗り重ねていきました。

乾燥後です。塗装面はザラザラした感じなので、磨いて平滑にし、艶を出していきます。

先ず、2000番の耐水ペーパーで水研ぎをします。水を切らさないように、霧吹きで水をかけながら作業をしていきます。時々、水を拭き取って研磨面を確認して表面がスベスベになったら、コンパンド磨きに移ります。

この時点では塗装面が白く曇っていますが、コンパンドで磨くことでクリアになるので大丈夫です。

コンパンド磨きは、先ず3Mのウルトラフィーナプレミアムで磨きました。曇りが取れて、少し艶が出てきました。

次に3Mのハード1で磨きました。

最後に3Mのハード2で仕上げました。

ウルトラフィーナプレミアム→ハード1→ハード2の順に磨き込むことで、映り込んだ物の輪郭がはっきり見えるように艶が増してきました。

クリアが剥がれていた箇所です。タッチアップ比べると補修してあるのがわからないくらいにできました。

離れて見ても違和感ないくらいに補修できたと思います。

よく見ると、ボカシが上手くできておらず、矢印の所で塗装の境界が分かります。ただし、よーく見ないと分からないと思うので、良しとしましょう。

もっと塗装範囲を広めにとって、ボカシていった方が良さそうですね。

まとめ

今回、フロントバンパーのクリア剥がれのDIY補修に挑戦しました。当初は、クリアが剥がれた部分の補修だけで済むかと考えていましたが、実際は広範囲のバンパー塗装にまで発展してしまいました。

剥がれたクリアの部分が少しだったとしても、その周辺は塗装の劣化が進んでおり、次々とクリアが剥がれてしまいました。また、劣化したクリア層を除去するために、粗目のコンパンドで研磨するとカラー層も簡単に剥がれてしまったので、注意が必要でした。

結果的にカラー層からの再塗装が必要となり、先ずはタッチアップでの補修を試みましたが美観的な問題からバンパー塗装に踏み切りました。

DIY塗装を綺麗に仕上げるポイントは…

  1. 劣化した塗膜をペーパー掛けでしっかり剥がす。
  2. 下地処理が重要!少し凹凸も塗装面浮き出るため、パテとサフェーサーで段差を無くし、ツルツルの下地を作る。
  3. 塗料の色は完全には一致しない!広範囲に塗装し、端はボカして目立ちにくくする。
  4. 塗装で焦りは禁物!塗料が垂れないよう薄く塗り、乾燥させながら重ね塗りをする。
  5. メタリックやパールは必ずクリアで上塗りし、乾燥後に磨いて仕上げる。

素人で広範囲に塗装するのは、なかなか勇気がいりましたが、以上のポイントを押さえながらすることで目立たないように仕上げることができました。

ちょっとの剥がれであれば、タッチアップでも補修可能だと思いましたが、範囲が広がってくると最初から再塗装で補修する方が無難に感じました。

ではでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。あなたのカーライフの一助となれば幸いです。

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